ピーウィーの大冒険

コメディ

今や巨匠となったティム・バートン監督がピーウィー・ハーマンことポール”映画館”ルーベンスを主演に据えて製作した長編映画デビュー作。ストーリー自体は「盗まれた自転車を取り戻すためにピーウィーが奮闘する」というだけの、まあ取立ててどーってこともない話なんですが、駄菓子みたいな原色のセット・ヘンテコなガジェット・フツーの人達と対比される「異質」な存在たちといった後のバートン作品を形作る様々な片鱗があちらこちらに見え隠れしています。

とはいえ、今作の「肝」はやはりどこまで行ってもピーウィーなんですよ。スーツに蝶ネクタイというオールド・ファッションな出で立ちで常時異常なテンションを保ち続けるピーウィー・ハーマンのキャラ造形は、まあ良くも悪くも「強烈」の一言。「なんつーか90年代における篠原ともえとの共通性を感じるよね」とは友人のお言葉。なるほどなあ。

実はピーウィーって以前からキャラが濃すぎるというか、いい年こいた大人が幼児そのまんまの行動をとりまくるという点がアレでかなり苦手だったんですけど、今作を見てちょっとだけ好感度UP。人間なんでも慣れるものです。

もっともピーウィー世界の中では「OK」ということであって、実際に隣人がこんなんだったら即、お巡りさん呼んじゃうだろうな、とは思うわけですが。というか実際お巡りさん呼ばれちゃったんですけどね。二度も。



ピーウィーの大冒険 / Pee-wee’s Big Adventure
公開:1985年
制作:アメリカ
監督:ティム・バートン
出演: ポール・ルーベンス
エリザベス・デイリー
ダイアン・サリンジャー
マーク・ホルトン 他

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