ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀

SF

あらすじ

アヒルが知的生命活動を営んでいる惑星で、ストレスにまみれつつも平和な生活を営んでいたハワード(当然アヒル)。しかし地球人が天体観測の為に使用した牽引レーザー光線のアクシデントにより、彼は地球へと強制連行されてしまう。地球で出会った少女と科学者に協力を仰ぎ、何とか自分の惑星へ帰還しようと奮闘するハワード。しかし牽引ビームは彼の他に、宇宙の深淵に封じ込められていた暗黒魔王をも地球に引き寄せていたのであった…

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製作総指揮にジョージ・ルーカスを据え、莫大な予算を組んで製作されたSF超大作。

ルーカス痛恨の一撃 失敗作の代名詞

などなど華やかな称号に彩られた希代の名作ながら日本における知名度は今ひとつ。 まあ、しかたないか。とりあえず「アヒルの惑星!」とか「喋るアヒル?」とかそーいう部分はどうでもよく、ひたすら気持ち悪いハワードの造形と80年代B級SF特有の脱力感100%な展開をお楽しみ頂ければと思います。

ストーリーに関しては上記あらすじに記載した以上の何物でもないため、割愛。 演出は冴えないわギャグは上滑りだわ、ツッコミを入れ始めたら永遠に止まらないのではと思わせる出来ではあるものの、とりあえず人気絶頂期のリー・トンプソンが非常に可愛いので全て良しとします。こういう女優って、今ハリウッドにいないよね。あとブレイク前のティム・ロビンスの科学マッド風味満点なダサメガネ君っぷりにも注目したいところ。いかにも「ナード」なキャラ造形が80年代好きにはたまりません。

そして暗黒魔王!暗黒世界を司る魔の王だから「暗黒魔王」。かつて映画においてここまでストレートでわかりやすく、へっぽこなネーミングの敵キャラが存在しただろうか?造形もまた酷く、モーションでカクカク動くところなどは「シンドバッド」とか往年の古典SFを見るかの様で、努力は認めるけどそりゃナイだろうという代物。あと「王」なのに複数体存在するところもナイスですね。暗黒世界って連邦制なのか?

唯一の救いは音楽が「プロフェッサー」トーマス・ドルビー御大である事でしょうか。 エンディングの曲は今聴いてもかっこいいと思うけどなあ。リー・トンプソンが出演するロックバーのバーテンダー役で出演もされております。カッコいいなあ御大。ちなみにトンプソンのバンドの名前は「チェリーボム」ですって、奥様。

監督のウィラード・ハイクはその後消息不明。まあこの出来じゃ無理もないですな。制作費30億円がどこに消えたのかは永遠の謎。映画って、本当に奥が深いものです。


Howard the Duck
公開:1986年
制作:アメリカ
監督:ウィラード・ハイク
出演: リー・トンプソン
ジェフリー・ジョーンズ
ティム・ロビンス 他

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